川上元美
1940年、兵庫県生まれ。
東京芸術大学美術学部工芸科卒業後、イタリア・ミラノのアンジェロ・マンジャロッティ事務所に所属。帰国後にデザインルーム設立し、プロダクト・インテリア、環境の分野まで手掛け、東京芸術大学、金沢美術工芸大学などで教育活動を行うなど、幅広い活動で知られています。家具でも川上元美デザインを堪能できる作品が数多くあります。代表作の一つに挙げられる、Cassina(カッシーナ)の折り畳みの椅子「BLITZ/TUNEチェア」やarflex(アルフレックス)の「NTチェア」。編み込みの座面が特徴的な「TINA(ティナ)」シリーズのラウンジチェアとスツールなど、機能性を兼ね備えたデザインは唯一無二の存在です。日本のメーカーからもプロダクトを発表し、話題を呼んでいます。木材の温もりが感じられる、飛騨産業の「KISARAGI アームチェア」や「SEOTO(セオト)」の椅子やテーブル。CONDE HOUSE(カンディハウス)の波のような装飾と重厚感のあるシルエットが特徴の「トリアード」や快適な座り心地が評判の「クォード リビング」など、川上元美の作品はメーカーによっても様々な表情を見せ、個性豊かな家具がラインナップしています。
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