Gio Ponti(ジオ・ポンティ)
1891年、ミラノ生まれ。自身の建築事務所を設立後、1928年に建築・デザイン誌「ドムス」を創刊、編集長を務めました。ジオ・ポンティによって1957年に制作されたアームレスチェア「699 SUPERLEGGERA(スーパーレジェーラ)」は、Cassina(カッシーナ)が初めて社外にデザインを依託、開発された家具とされています。代表作の一つでもあり、発表から半世紀経った現在でもカッシーナを代表する椅子として、原型になった「646チェア」も含め、ロングセラーアイテムです。デンバー美術館北館なども手掛けるなど、デザイン界を代表する存在として「イタリア建築・デザインの父」と称されています。近年ではMolteni＆C(モルテーニ)から復刻されたジオ・ポンティの家具コレクションが話題になっています。ミニマルな造形美が魅力の「D.235」や「D.270」の椅子から、建築的な要素を含むフォルムの「D.552」や「D.555」テーブルまで幅広いラインナップがあり、常にファンを魅了しています。
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