Enzo Mari(エンツォ・マリ)
1932年、イタリア・ノヴァラ生まれ。
ミラノの美術アカデミー卒業後、視覚心理学を研究、3次元知覚と工業デザインを融合し、独自の世界を築きました。ブルーノ・ムナーリの紹介で、ミッドセンチュリーモダンを代表する、danese(ダネーゼ)社でプロダクトデザインを手掛けるようになります。driade、Zanotta、Kartell、MAGISなど名だたるブランドで、1600点以上もの家具やプロダクトデザインを発表しました。美術作品や製品は各地の美術館に収蔵されていて、現在でもエンツォ・マリの名作が次々と復刻されています。人気アイテムのポスターを始め、斬新なアイデアの「IN ATTESA(インアテッサ)」や「FORMOSA(フォルモサ)」など、ゴミ箱からステーショナリーまで機能的な作品を展開しています。家具ではミニマルで美しいテーブル「CUGINO(クジーノ)」やartek(アルテック)社から待望の製品化がされた、自分自身で組み立てるDIYの椅子「SEDIA 1(セディア チェア)」など、現代でもその人気は健在です。また一方では、「リンゴとチョウ」で有名なエンツォ・マリの妻と共に、絵本などの出版やグラフィックデザインもおこなっています。アーティストとして、またデザインの理論家など、幅広い活動を行うマルチな才能も兼ね備えたデザイナーです。
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